銭湯のある町に住みたい


我が町にはそもそも銭湯が5軒ありました。
1軒は長期休業、井戸水銭湯は廃業、
そして不吉なことにS湯にも貼り紙が出ました。
「都合によりしばらく休みます」。



都内銭湯の多くは家族経営で
労働集約型の大変な商売です。
半分はその町の公的使命を担っているものの
税金優遇措置がある訳ではありません。
跡継ぎがいなかったり、相続税を払いきれなくて
もの凄いスピードで廃業が続いています。



子どもの頃から銭湯で育った僕は、
銭湯のない町が想像できません。
そんな町には住みたくないなぁ。
幸い、隣町にもまだ2軒の銭湯が元気に営業しています。