スクラップブックから
日本経済新聞2018年2月14日朝刊
給与「60歳の崖」緩く
定年延長でも8割程度維持
人手不足 経験生かす
25年までに厚生年金の支給開始が
男性で65歳に引き上げられ、
定年や再雇用で収入が減る
「60歳の崖」が課題となっている。
人手不足が続くなか、
経験豊かなシニアの士気低下を防ぎながら、
雇用を維持する動きが広がってきた。
3年ちょっと前、
「60歳の崖」から落ちた身としては、
「こうした動きがもう少し早かったらなぁ」
と思う気持ちが半分。
「還暦という人生の節目を政府や企業の都合で
曖昧にされるのは嫌だなぁ」
と思う気持ちが半分。
だって、それまでと同じ仕事を期待されても
結局、給料は下がるんですもんね。
下がり幅が緩くなるだけでね。
それより、時間の使い方を劇的に変えるチャンスになる
定年後の方がいいと僕はこの3年の経験から思います。
やせ我慢じゃないかって?
いやいや、お金に換えられないことも、
世の中にはまだ存在するんですよね。
あ、どうせ僕はもはや対象外か……。
あれこれ心配する必要、なかったね(苦笑)。