世界で一番楽しい学校

きょうはまた面白い授業でした。
Suzanne de Treville教授の
「オペレーション・マネジメント」です。
午前中はビジネスにおけるケースを使って
議論します。午後は近くの劇場に場所を変え、
Suzanneが連れてきたジャズミュージシァンAlbertの
ピアノ演奏をはさみながら、「即興性」について学んでいきます。
「ジャズでは間違って弾いた音符も次の創造性のヒントに変えてしまう」。
ジャスの「即興性」が危機に陥ったときにリーダーが決断する「即興性」と
つながっていきます。この議論は明日も続きます。
さらにSamuelの指導で全員舞台に上がり、
「即興性」の演劇セッションを体験しました。
短い時間でひとりひとりの役割とストーリーを設定して
四五人のグループとしてみんなの前で演じるトレーニングです。
SamuelはMBAを持っていて、国際的企業の創造性開発に
こうした即興劇のトレーニングを取り入れています。
クリエティビティが大切だとはどの企業でも言うけれど、
現実にクリエティビティが発揮されることはほとんどないのが
問題だとSamuelは指摘します。
ベルリンスクールでは、ビジネスにおけるケーススタディ
映画、音楽、演劇などを結びつけながら、
自分の考え、解決を見つけていきます。
世界で一番楽しい学校かもしれない。
楽じゃ決してないけど。