イブの朝、おとぼけ君

イブの朝10時、チャイムがなった。
お向かいのY夫人で、
「おとぼけさんが来てますよ」
と知らせにきてくれたのだ。
Y夫人は二階の窓ガラスのそうじをしていたら、
おとぼけくんの姿に気づいた。
放っておけず我が家に知らせてくれたのだ。
おとぼけくんは以前は飼い猫だったが
フリーランス・キャットの道を選び
「フーテンのおとぼけ君」となった。
あちこちでご飯をもらっているらしく
我が家に現れたのは10日ぶりのことだ。
今朝はさぞやお腹が空いていたらしく
猫缶二缶をペロリと平らげて
いつものように悠然と去っていった。
おとぼけ君は家の近所でも人気者なので
こうして現れると必ず誰かが知らせてくれるのだ。
イラストレーションは
同居人の友人が書いてくれたおとぼけ君。
素晴らしい出来映えだと思う。
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