きょうはルーマニアの級友
Zoltanの誕生日。41歳になった。
首都ブカレストで
10の会社を経営しており、
奥さんのMihaeraは
グループ会社のPR会社の社長。
二人でベルリンスクールに参加している。
きょうはMihaeraの発案で
夜にみんなで集まって
Zoltanの誕生日を祝うことになった。
ひょんな偶然で14人の級友が
ベルリンにやってきて
一年半に渡って
80日間のスクール生活を送ることになった。
いまではすっかり仲良くなって
大家族のようになった。
振り返ってみれば奇跡のようなものだ。
2006年9月にブランデンブルグ門そばの会場に
集結したときはこれからなにが始まるか
期待と不安をみんな持っていた。
あと5日ですべてのカリキュラムが終わる。
ハンブルグの級友Matthiasには
一昨日娘が誕生した。
誕生を見届けたMatthiasは
ベルリンに帰ってくる。
仕事と家庭の事情で卒業をあきらめた
ルーマニアのDragosは
僕たちと教授たちにお礼を言うために
きょう一日だけブカレストからベルリンにやってきた。
終わりはたぶん次の始まりなのだ。