カンヌラジオでグランプリ

アドフェストのラジオロータス
銀賞を取った山本渉さんのキャノンの作品が
カンヌラジオでグランプリを取りました。
もちろん日本で初めてのことです。
授賞式の会場では日頃おとなしい日本人の
割れんばかりの歓声が聞こえました。
もちろん、僕も騒ぎましたよ。
翌日、アドフェストラジオの審査委員長、
デヴィッド・ゲレーロに会ったので、
「アドフェストの基準の方が
 カンヌより厳しいことがこれで証明されたね」
と一言言っておきました。
この作品をアドフェストでもグランプリに
押してくれていた韓国の審査員、
トーマス・キムにこのニュースを知らせると
わがことのように喜んでくれました。
本当にいい奴だね。
渉さんはあいにくカンヌには来られなかったので
上司、同僚が壇上に立ちグランプリトロフィーを
もらいました。
取った渉さんは偉い。
そしてこの作品をグランプリに選んでくれた
審査員たちも同じくらい偉いです。
選ぶことは価値の提示であり、勇気だからです。
本当におめでとう。