変哲もない店のもやしそば

カンヌの出張から戻ってみると
当然のように仕事が山積みになっていた。
したがって、今週は残業ウィークである。
夜も9時、10時になってくると
さすがに腹が減る。
仕事を全部終えてからゆっくりご飯にしたいと思うが、
さすがに血糖値が落ち、それに比例するように
集中力が落ちてくる。
無理せずここらで一息入れよう。
西新橋食宇宙の文化人類学的研究を
相変わらず続けている。
今夜は西新橋食い物事情シリーズその7、
「大門飯店」。
西新橋に何軒かある中華料理屋の一軒で
見るからに変哲もない。
研究をしている時期でなかったら、
入ることもなかったろう店である。
親父が二人で店を切り盛りしていて
あたりの会社員で結構繁盛している。
もやしそばと焼売を注文。
もやしがたっぷりのっていてシャッキリ感も悪くない。
これで650円なら上等だ。
短冊にマジックで書いた品書きによれば
粗挽きウインナーの湯通しやら、さつまあげやら
僕の気になるものがある。