キンドルショップで本を購入してみた


アマゾン・キンドルを買ってからあれこれ試している。
36万冊の蔵書のキンドルショップを逍遥してみると、
案外見つからない本もあることに気づいた。


僕がときどき行っている新宿西口のブックファースト
90万冊の在庫を誇っているから、だいたい規模の見当がつく。
(同じ最新ベストセラーを100冊在庫していることがあるだろうから、
 種類で言えばキンドルショップには及ばないだろう)
オンライン書店と言っても
なんでもかんでも取り揃えている訳ではないのだ。



キンドルショップで僕が初めて購入した記念すべき一冊は、
Charlene Li, Josh Bernoff "Groundswell: Winning in a World
Transformed by Social Technologies"であった。
印刷書籍なら$29.95。電子書籍は$11.99。
60%の割引である。
キンドル本体が$259だから、
15冊単行本を購入すれば元が取れてしまう計算になる。


最初の数十ページは無料でダウンロードして読めるから、
それで当たりをつけてから買うかどうか決めることができるのだ。
本屋で立ち読みしてから買う、あの感覚ですね。


Groundswell: Winning in a World Transformed by Social Technologies

Groundswell: Winning in a World Transformed by Social Technologies


アマゾンは電子書籍仕入れ値で販売しており利益を得ていない。
収入は端末機器キンドルの販売と
オンラインの新聞、雑誌、ブログ(現在はアメリカのみ)
の販売から得ている。
ダウンロードする通信費用はアマゾンが持つことになっている。
その分は確実に赤字になる。



  (きょうの昼間は風が強かった)


僕が買った本はキンドルなら音声で聴くこともできる。
音声は男女選ぶことができ、読むスピードも調整できる。
運転しながら本を聴くことの多いアメリカならではの機能である。
眠りにつくときのオーディオブックにもなるという訳だ。