2011-06-07 あるケヤキの枯死 近所のケヤキが伐採された。 樹木医が診断し「枯死」と判断した。 倒木の恐れがあったのだ。 伐られた後を観察すると確かに三箇所ほど空洞らしきものがある。 ケヤキは自分が生きてきた時間を年輪でデザインしている。 穴が開いていたってテーブルには使えるのになぁと僕は思う。 僕がときどきおじゃまする十条「斉藤酒場」は まさにケヤキのテーブルで、ひとつひとつカタチが違う。 客はその場に流れる昭和初期の時間を楽しみながら めいめい盃を傾ける。