この夏、当たるんじゃないかと思う展覧会が、
「空海と密教美術展」。
まぁ、僕が見たいというのがそう思う一番の理由なんだけれど、
いま、日本人の多くはこうした美術を見たいように思う。
木の葉のように頼りなく時代の波に翻弄されているようでいて
歴史にふと目をこらせば少しも揺るがぬ芸術が存在することに気づく。
気になる美術展に出かけてみればどれほど多くの人が
そうした揺るぎのない美に飢え、楽しんでいるかがよく分かる。
2009年の「阿修羅展」のように、
この夏、空海と密教美術に人々の視線が集まると僕は予測する。
フィギュアも売り出してくれるとさらにいいんだけどな。