気の流れが変化する春


いろいろなものが停滞しているようで
それでも4月になり春になり
会社でも動き出すものがある。
景気も気だから、気の集合体の流れの変化で動いていくのだ。



仕事が終わって、なんだか久しぶりの週末だったから
埼京線に乗って十条・斉藤酒場に出かける。
満員だったが従業員の女性が一席空けてくれた。
前回来たときは僕が早めに引き上げて
次の客に席を空けたのだった。
「次にいらしたときは席をつくりますね」
と言ってくれた女性だ。



斉藤は昭和の拡張版お茶の間。
聞くともなく隣りの会話が切れ切れに飛び込んできて
僕はただビールグラスを傾ける。
外はしとしと雨が降り続く。