Courseraで優秀修了証を獲得した


アメリカ発の代表的MOOC(大規模オープン・オンライン・コース)、
Coursera(コーセラ)で僕が最初に受講したコースの修了証が届いた。
修了証もオンラインで届く。
取ったコースはミシガン大学教授、Dr.Chuckの
"Internet History, Technology, and Security
(インターネットの歴史、技術、情報セキュリティ)"。
全10週のプログラムである。



Statement of Accomplishment with Distinction
(優秀な成績での修了証)を獲得することができた。
クイズ、最終試験での130ポイントのうち127ポイント。
97.7%のポイントを獲得した。
85%以上はwith Distinction (優秀)がもらえる。
欧米ではこの修了証が就職のときにも有利に働く。
価値ある証明書なのだ。


クイズは100回まで受けることができ、
最終試験は24時間以内に提出だがいずれも暗記式ではない。
講義を深く理解するために、
分からなければ講義ビデオ・資料に戻ることができる。
クイズは世界各国で受講している仲間たちのフォーラムで
助言を受けることも可能だ。



データによれば11,427人が受講し、
最終試験を受けたのが1,559人(13.6%)。
登録者は受講者の数倍になる。
55歳以上の受講生は8%。
僕はこの8%のひとりである。


こんなに面白く、ためになる講座が
(少なくとも2014年4月30日現在は)すべて無料。
インターネットと善意を掛け算すれば
こんなことが実現するのが素晴らしい。



MOOC以前のMITのオンライン講座では
確かに講義スライドは公開されていたが
教授の肉声ビデオはアップロードされていなかった。
スライドだけでは独学する意欲が続かないのが現実だった。
MOOCが世界の教育を変えようとしている。
僕もこの大きな動きになんらかの貢献をしてみたいと思う。