労働者階級の天国にて


シンガポールから盟友が出張でやってきた。
気のおけない友なので、
晩ご飯は月島「魚仁」にお連れする。
もともと魚屋だった店が始めた居酒屋だ。
僕は「労働者階級の天国」と呼んでいる。
ここなら定年後も自腹で友にご馳走できるだろう。


店に入ったとたん、
スコールのような激しい雨が襲われた。
天候の変化をきっかけに、
ぎっしり詰まった客同士で雑談が始まる。



写真は「魚仁」名物、親父のおまかせ盛り。
本日はマグロ、いわし、鯖、甘海老、ホタルイカ、シャコの6品。
これで、2,000円!
友人は、シンガポールの1/10の値段だと驚いていた。
お酒を飲まない彼も、お酒を飲んでいるときの僕も小食で、
いけね、全部は食べられないぞ。四五人分はあるな。
(ちなみにこの日の勘定は彼が持ってくれた)