コンピュータは人間の知性を越えるか


僕が受けているCourseraのプログラミング講座、
PR4E(Programming for Everybody=みんなのプログラミング)で
面白いのがPeer Graded Essay。仕組みはこうだ。


  (1) 英語1,000語以内でエッセイを書きエントリーする。
  (2) 名前を伏せた受講生のエントリーを10段階で評価し、
   フィードバックを書く。
  (3) 自分のエッセイを10段階で評価する。
  (4) 一週間後に名前を伏せた受講生3人
  ((2)とは異なる受講生である確率が高い)の平均点と
   フィードバックが届く。
  (5)(4)で最高点、最低点はともにカットされる。



この方法はSocial Gradingとも呼ぶ。
オークションやオンラインショッピングでも
同様の仕組みが導入されている。
学習の場で使うのが僕にはとてもいいアイデアに思える。
名前も国籍も分からないが、
一緒に学ぶ仲間の存在感が講座を続ける励みになる。



ちなみに今回(3回目)のテーマは、
特異点は起きるか?立場を明らかにし、論拠を付けて述べよ」。
「コンピュータは人間の知性を越えるか」
を意味する技術的特異点である。


もちろんこうしたテーマは観念的に、
自分のいまの知識だけで書こうとすると薄っぺらになってしまう。
オンラインで調べていくと、ずいぶん面白い事実が分かってくるのだ。
Raymond Kurzwell "The Singularity is Near" はその一冊である。
さっそくKindleで購入して読み始めた。


The Singularity Is Near: When Humans Transcend Biology

The Singularity Is Near: When Humans Transcend Biology