猫は永遠の謎である

僕が入浴していると、
大王がやってくる。
浴槽のふちに座ってなにやら湯を眺めている。



お湯を抜いたら抜いたで、
排水口をジッと眺めている。
故郷浪江町でよほど水に縁のある暮らしをしてきたのか。
はたまた、単なる好奇心か。
一緒に暮らしていても猫は永遠の謎である。