僕の英語勉強法(その3)

松本亨先生の薫陶を受けながら
英語の勉強にいそしんだ。
英語を学べば学ぶほど、
それは世界につながる窓になる。
新しい表現、新しい音を学ぶことは
とても楽しいことだった。

会社に入ってからは、
夜間の英語学校に通ったこともあったけれど
だんだん日々の忙しさに追われて
集中的継続的に勉強することは少なくなった。
海外で仕事をするときには使っていたけれど、
特に大きな進歩もなく
それ以上の必要を感じることもなかった。
ところが、10年前、
カンヌ国際広告祭のテレビCM部門の審査員に
選ばれて、状況が一変した。
それなりの英語力はキープしていたものの、
それではとても国際審査員は務まらない。
錆びつきかけた英語力を再び磨かなくては。
レーニング方法を考案することから
英語学習を再開することになった。

(つづく)