今夜は部屋ごはん

今日からベルリンスクールは二週目。
昨日土曜日は最終試験の課題が山ほど出て
各自の作業となった。明けて今日は日曜日。
案の定、朝の集まりが悪く、
クラスのテンションも低い。
学長のPierreがいれば嫌味のひとつも出るところだが
彼も用事があっていまはベルリンにいない。
南アフリカ生まれのスイス人教授Paul Strebelの講義、
"Creating Change in the Industry"
(業界に変化を創り出す)は示唆に富む内容だった。
オランダに本社を持つ補聴器の会社Oticonの
ケーススタディはPaul自身が深く取材したもので
時系列を追ってまるでミステリー小説を読むように
現実が変化していく様を追いかけた。
17時過ぎにクラスが終わる。
級友たちと同じように
僕自身も疲れがたまってくる頃だ。
帰りに「老友記」に寄って、
海老チャーハン、厚揚げと野菜の炒め煮を
持ち帰りにしてもらった。
今度のホテルはバスタブがついているので
まずはゆっくり風呂につかり
長ネギの味噌汁、ほうじ茶を用意して
「部屋ごはん」にした。
ベルリンスクールは長丁場、
みんなとつきあう時間とひとりの時間のバランスをとり
体調を崩さないことが大切なのだ。