TCC広告賞展2009「ガンバレ!」

夕方、汐留のアドミュージアム
TCC(東京コピーライターズクラブ)広告賞展2009を観に行く。
このミュージアムは2002年にオープンして7年目。
昨年、100万人を越える入場者数を記録した。


この一年、活躍しつづけた広告のコトバが、
会場にあふれている。階段スペースを活用した展示が美しい。
お客さんは現役のコピーライターか、
おそらくはコピーライター志望の20代らしき男女が多かった。



東畑幸多の「おとなグリコ/その後のサザエさん一家」シリーズ、
澤本嘉光の「ソフトバンク白戸家」シリーズ、
福里真一の「ボス/宇宙人ジョーンズ」シリーズなど
グランプリ、TCC賞など上位を占めた作品は
日々オンエアされ、話題になっている。
広告業界の枠を越えて、
世間のみなさんに既に評価されていると言っていい。



一方、新人たちには充分なチャンスがまわらないのか、
それ以外に理由があるのか、新人賞は保守的で地味な印象を受けた。
TCCの今年のテーマは、「ガンバレ! コピーも、世の中も。」。
ガンバレ!広告のコトバたちよ。滅びてなるものか。


6月13日まで開催。入場無料。


(文中敬称略)