僕の座右の言葉(その1)

石川県立錦城養護学校中学部に通っていた
原田大助くんの詩より。


  遠い道でもな
  大丈夫や
  一歩ずつや
  とちゅうに
  花もさいているし
  とりもなくし
  わらびかて
  とれるやろ



  (我が家の門番猫、ハエタロウ。報酬はうまい猫缶とマタタビ


毎年、会社から手帳が支給されると、
きまって原田くんのこの詩を
真新しい表2のページに書き写す。


遠い道を目の前にして
思わず呆然としてしまいそうなとき、
原田くんの言葉が僕を慰める。
たかが言葉、されど言葉。


「僕の座右の言葉」。
不定期シリーズ企画として、
気が向いたときにときどきお届けします。


さびしいときは心のかぜです

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