石川県立錦城養護学校中学部に通っていた
原田大助くんの詩より。
遠い道でもな
大丈夫や
一歩ずつや
とちゅうに
花もさいているし
とりもなくし
わらびかて
とれるやろ
(我が家の門番猫、ハエタロウ。報酬はうまい猫缶とマタタビ)
毎年、会社から手帳が支給されると、
きまって原田くんのこの詩を
真新しい表2のページに書き写す。
遠い道を目の前にして
思わず呆然としてしまいそうなとき、
原田くんの言葉が僕を慰める。
たかが言葉、されど言葉。
「僕の座右の言葉」。
不定期シリーズ企画として、
気が向いたときにときどきお届けします。
- 作者: 原田大助,山元加津子
- 出版社/メーカー: 樹心社
- 発売日: 1995/09
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 23回
- この商品を含むブログ (2件) を見る