仕事を定時に切り上げて
久しぶりにカーヴ・ド・リラックスの有料試飲バーに行く。
デジタルノートで調べたら二ヶ月ぶりだった。
なんせ19時ラストオーダーだからせわしいったらありゃしない。
(下線部をクリックすると
カーヴ・ド・リラックスのサイトへ)
白3種、赤3種を50mlの小グラスで注文し試飲。
二日間の休肝日のおかげか、どれもこれもうまい。
これじゃ試飲にならないね。
おやっ、このブーケ、複雑な味わいは初めてだぞと思ったのが、
Thackrey Pleiadesと呼ばれるカリフォルニアの赤だった。
(以下、カーヴ・ド・リラックスのホームページから解説を引用)
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サッカリー プレアデス X V||
Thackrey Pleiades X V||
アメリカ カリフォルニア 辛口 フルボディ
glass 100ml : 800円
glass 50ml : 450円
品種:サンジョベーゼ、シラー、ヴィオニエ、ムールベードル、
ルーサンヌ、バルベーラ、カリニャン
非常に古い畑を含むローヌ系及びイタリア系7品種をブレンドした
マルチヴィンテージの赤。
セラーに空調設備はなく天井にはツバメが巣を作り、
親鳥が出入りしやすいように扉は少し空けられています。
一般的なワインメーカーが見たら仰天しそうな「100年前」の環境。
そこから生まれてくるワインは高い完成度の中にどこか田舎っぽい、
良い意味で粗野な風味が漂います。
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このワイナリーを訪れた常連さんがいて、
まさにこの解説のような場所だったそうだ。
お客さんたちのリクエストがあって試飲バー初登場となった。
おかげで僕もThackrey Pleiades XVIIの存在を
初めて知ることになった。ありがたいね。
さっそくインターネットで調べてみる。
アートを学んだ、ワインづくりにこだわる経営者、
Thackrey氏のワイナリーで醸造されていることが分かった。
このワイナリーには注目していこう。
それにしてもツバメたちに気を配るワイナリーっていいな。
効率やスピードが要求される日々で、
効率だけでは得られないものが僕は欲しくなる。