「代休」の止まり木で

自分はワーカホリックとはほど遠いな、と思う。
このところ5週間ほど出張やら研修やらが続いて
通常の半分ほどしか休みが取れない。
なんだかバタバタ空を飛ぶ鳥が、
当てにしていた止まり木を見失ってジタバタしている感じである。
これではいかんね。



政府や会社がワークライフ・バランスなどと
親切に教えてくれるずっと前から
僕は自分で適当にバランスを取っていたのだ。
チームのみなさんに宣言し、今後「代休作戦」を取ることに決めた。
なんせ人偏に止まり木の「木」で「休」むという文字になるのだ。



代休と言ってもそうじや洗濯をしたり、
畑に水をやったり、自転車で近所に出かけたり、
とまぁ普段どおりの生活をするだけのことである。
そして普段通りに英語・ドイツ語を勉強し、本を読み、
井戸水風呂につかり、猫と遊ぶ。
大震災以来、普段通りの暮らしがままならない
被災地のみなさんのことを心に留めながら
自分は普段通りを大切にしたいと思うのだ。



普段通りに魚久に
弁当(写真上は焼鮭弁当、500円。お値打ち!)を買いに行く。
あるいは自分で同居人と二人分の弁当を作り、
お腹が空いたときにめいめい食べる。


明日から再び仕事でマレーシア、シンガポールを回ってくる。
旅のさなかにも少しは普段通りの時間を作りたいと思う。