奥只見に土地(26坪)を持つ


秘湯会は奥只見に26坪の土地を持っている。
森である。人は棲めない。
読み終えた本を一年に何度か只見町「たもかく」に送る。
状態のいい本に限って定価の1/10で引き取ってくれる。
現金の代わりに奥只見の森の所有権をくれる。
一坪トラストにもなり森の保存にも役立つ。




引き取られた本は古書として販売されるから
再度どなたかのお役に立てる可能性がある。
僕もここでながいこと探していた
絶版の文庫本を手に入れたことがある。
買うときは定価の半額で仕入れと販売の差額が
「たもかく」の運営資金になる訳だ。



本を送るときに宅配便を使う分は自己負担だから、
送り手が儲かることもない。
けれど「ブックオフ」などに蔵書を売ってしまうのとは
気分が少し違う。