初めて英語でスピーチした街


バンコクに来ている。
トランジットでなくこの街に初めて滞在したのは
1999年だったろうか。



日本を含むアジア各国から集まったみなさんの前で
初めて英語でスピーチする機会だった。
事前にずいぶん練習したけれど
それでも本番前は緊張したものだ。



いまでも大勢の人の前で話すときは
日本語であろうと英語であろうとプレッシャーがある。
自分の持ち時間の中で
ひとつでもなにか意味のあることを
相手に差し上げることができないか。
そのことだけに気持ちを集中すると
少しだけ緊張が和らぐことを身体が覚えてくれた。