神宮球場でユニフォームTシャツをもらった


35.4、35.3、35.4、35.3、34.5、34.9、34.4。
この一週間の東京の最高気温である。
7月6日(土)に最高気温が30℃を突破し33.7℃を記録してから、
太陽に噛みつかれるような暑さが続いている。
気晴らしに神宮球場に出かける。



ヤクルトファンクラブ会員の副会長が
QRコードで前売り圏を買ってくれたのだ。
前売りに限り、ヤクルト特製ユニフォームTシャツがもらえる。
チームカラーのグリーンである。
この日、うっかり真っ赤なTシャツを着て出かけようとしたら
同居人に止められた。



そう、この三連戦は広島との対決。
広島と言えば赤ヘル軍団
三塁側スタンドは真っ赤に染まって応援の嵐が吹き荒れる。
真っ赤なTシャツを着て一塁側スタンドに行かなくてよかった。
熱狂ファンの虫の居所が悪ければ
ビールくらい浴びせられても少しも不思議ではない。



ビールやコーラの売り子を眺めたり、
三人連れの若者たちの関係を妄想しているうちに
二回裏バレンティンの満塁ホームランの瞬間も見損なった。
広島側の応援のリズムについつい調子を合わせてしまって
隣りの同居人に睨まれた。
まぁ、8対3の大差でヤクルトが逃げ切ったから
副会長はご機嫌である。



ユニフォームTシャツプレゼントあり、
試合前にこどもたちをと一緒にグラウンドに立たせる
サービスあり。
大人と子どもの合同チアダンスあり。
地上波テレビ放送がない分、
とことんファンサービスに徹している。
チケットは連日完売である。



人間も業界も追い詰められてピンチになると
知恵もサービスも生まれるのか。
広告業界もちっとは見習わないといけないね。