現地での審査、三日間のフェスティバルを経て
一週間のAdStars13が閉幕する。
広告祭は少々荒削りなところがあっても
人間味がある方が面白いな、とあらためて思った。
AdStarsはプロセスで顔が見える。
汗をかいている人も、そうでない人も見える。
ゲスト審査員としてそのすべてが体験できるのが面白い。
受賞しながら現地に来られなかった同僚Yさんに代わって
二度壇上に立たせてもらった。
Yさんの父上をYさん自身がステットラー鉛筆で描いた
イラストレーション作品だ。
僕は父上とはかつて何度も一緒に仕事をした。
お二人の合作とも言える作品で、
僕が釜山の壇上に立つのもなにかの縁だろう。
クロージングパーティでは
韓国男女ファッションモデルの生パワーに圧倒された。
少々人工的な美しさではあるが、間近に見ると抗えない力がある。
群れで放つ濃縮フェロモンか。