"Introduction to HTML5"、合格しました!


とうとうやりました!
最終プロジェクト、合格しました。
Courseraのウェブデザイン講座(その1)
"Introduction to HTML5"です。



プログラミングは自分の思い込みがあって
間違ったコードを書くと梃子でも動かない。
ついつい自分が間違っているのではなくて、
Autograder(自動正答判定機)にバグがあるのではないか
と考えたくなるのが人間である。


事実、クラスメートが集うフォーラムには
さまざまなつぶやきが寄せられる。
「何時間も取り組み、あらゆる可能性を試した。
動かない。誰か、助けて!」
「これ以上やっても時間のムダだ。
オレは降りる。みんな、さらばじゃ」
こんなときだ。
ああ、僕だけじゃないんだなぁ、とホッとするのは。



  (合格するとデジタルの修了証が送られてくる。
   僕は無料修了証なので教授名がJone Doeとなっている。
   有料修了証は講師がデジタル署名してくれる)


僕がこれまで完了した無料のCoursera5講座と違って、
今回のSpecializationは$49支払っている。
最終プロジェクト〆切は日本時間10月5日15時59分だ。
〆切に間に合わなくても次の講座で落とした課題に再挑戦できるから
受講料はムダにはならない。
でも、せっかく新しく始まった講座の、しかも第一回目だ。
ここをパスすることに挑みたかった。


金曜日だったが酒も飲まずにまっすぐ帰ってきた。
同居人と僕の晩ごはんを済ませ
(ソーセージ野菜シチューができていた!)、
勉強部屋に籠もる。
最後の課題をクリアするまで、
気づいたら4時間経っていた。



  (ミシガン大学とCourseraが本人確認して保証する。
   就職の際に公式資格としても使える。既に各国で採用実績がある。
   欄外にはスコアが記録されている)


講師のColleen (University of Michigan) が
ブリーフィングで言っていた通り、
すべて終了した後は達成感のような感覚が残った。
うれしいことに、クリアした受講生だけがアクセスできるリンク、
"Secret Lecture" (秘密の講義)が用意されている。
卒業のご褒美だ。
なんだかコンピュータゲームのモチベーション理論を
随所に取り入れているようにも思う。
教育とゲームの境界線がなくなってきたのかな。


"Introduction to HTML5" には
91ヶ国から5,094人が参加している。
日本からは28人だ。
個人データを地図に変換して可視化しているのだ。



WD4E (Web Design for Everybody) は全5講座で構成されている。
この後、"Introduction to CSS3"
"Interactivity with JavaScript"
"Advanced Styling with Responsive Design"
"Web Design for Everybody Capstone"と続く。
最終講座はそれまでの4講座で修了証を獲得しないと
受講できない仕組みになっている。
すべて順調に進めば、2016年2月に卒業の見込みだ。
(講座ごとに課金。まとめて申し込めば割引料金になる)



目の前に遙かな風景が広がっている感覚を味わっている。
第一講座修了をFacebookで報告したら、
友人たちが「いいね!」とコメントで祝福してくれた。
デジタル時代を生きるうれしさなんですね。