地獄への道は善意で舗装されている


三菱自 特別調査委報告書の要旨」を読んでいたら
こんな一節にぶつかった。引用する。


   開発本部は、自動車全体としてのあるべき姿や性能を
   議論するための共通の土台を作ることができず、
   情報の共有が阻害され、
   各部署が自己の担当する機能の改善のみに関心を持ち、
   他部署の業務には関心を向けなくなった。
   (読売新聞2016年8月3日朝刊)



「悪意」だけがあるよりも
「改善」の意志を持ちながら、
その関心が自部署に限定されたことで
組織ぐるみの深刻な情報隠蔽にまでつながったのが恐ろしい。


格言「地獄への道は善意で舗装されている」を思い出し、
なんだか首のあたりがヒヤッとする。
三菱自動車に限らず、どの組織でも起こりうる。
他人事とは思えない。



今夜も仕事で帰りの遅い同居人に用意した
大王食堂謹製・小弁当メニュー。
胡麻ごはん、ベーコンオムレツ、グリーンアスパラおかか和え、
焼き紅鮭、野焼き竹輪、山葵の葉佃煮。
夜食なのでお腹にもたれないよう
ごはん一膳程度の、普通サイズの1/2くらいのボリュームです。