「築地かつ銀」で最後のかつ丼


同居人から
「築地かつ銀が今月いっぱいで店閉めちゃうよ」
と聞いて閉店前にいっぺん行っておきたいと思った。
予約していた本を京橋図書館に受け取りに行く用事ができたので
午前半代休を取った(こういう休日取得ができるんです)。
ランチで寄ろう。
さすがに混雑していて、調理場は戦場のようだ。



「かつ銀」のかつ丼はごはんとかつ煮が別にやってくる。
ごはん、キャベツはお代わり自由。
ここのかつ丼にはずいぶん元気をもらったよなぁ〜
外国人のお客さんも鮨、懐石を食べ飽きると、
ここのヒレ、ロースを喜んで食べていた。


僕は普通のかつ丼を頼んで、
味噌汁、お新香付き、1,260円。
ヒレかつ丼なら1,575円。
消費税5%の時代のままの値段なんでしょうね。
日頃は社員食堂のかつ丼440円
(+味噌汁40円+冷奴50円)で満足していますが、
二倍以上の値段でも大満足のランチだったよ。
やっぱり、かつ銀は旨い!



こうした庶民のための名店が消えていくことは、
友人知人と死別するような、あとできっとズンと寂しくなるような、
そんな喪失感につながっている気がする。
でも従業員のみなさんは
次の職場探しで感傷にひたるヒマなどなく
きっとそれぞれにタイヘンだろうな。


「築地かつ銀」、長い間、ありがとうございました!