極私的ベスト2017・書籍篇


あけましておめでとうございます。
2018年もみなさまにとって
健やかで収穫の多い一年になりますように。


ブロガー仲間haruharuyさんの
年末吉例「極私的ベスト」に触発され、
「デジタルノート」でも2008年から毎年発表しています。
10年目の「極私的ベスト2017・書籍篇」。
おおらかな気持ちでご笑覧くださいませ。
ブログ内関連ページをリンクしておきます。


第2位、第3位の書籍は
年が終わるギリギリに滑り込んでランクインを果たしました。


第1位 カール・マルクス/高畠素之訳
   『資本論』(全5巻)(改造社、1927-28)



第2位 ヘーゲル武市健人
   『改訳 歴史哲學(下)』(岩波書店、1954)
   (図書館蔵書)


ヘーゲル全集 10b

ヘーゲル全集 10b


第3位 カポーティ川本三郎
   『夜の樹』(新潮文庫、1994)


夜の樹 (新潮文庫)

夜の樹 (新潮文庫)


第4位 柳本光晴『響—小説家になる方法』(第1〜7巻)
   (小学館、2015〜17)
   (TSUTAYAレンタル)



第5位 佐藤優『プラハの憂鬱』
   (新潮社、2015)


プラハの憂鬱

プラハの憂鬱


第6位 藤原てい『流れる星は生きている』
   (ちくま少年文庫、1977)
   (図書館蔵書)



第7位 吉村萬壱『ボラード病』
   (文藝春秋、2014)
   (図書館蔵書)


ボラード病

ボラード病


第8位 佐藤優『紳士協定—私のイギリス物語』
   (新潮文庫、2014)


紳士協定: 私のイギリス物語 (新潮文庫)

紳士協定: 私のイギリス物語 (新潮文庫)


第9位 ヨゼフ・ルクル・フロマートカ
   平野清美訳・佐藤優監訳
   『人間への途上にある福音—キリスト教信仰論』
   (新教出版社、2014)


人間への途上にある福音

人間への途上にある福音


第10位 多和田葉子『百年の散歩』
   (新潮社、2017)
   (図書館蔵書)


百年の散歩

百年の散歩


次点  又吉直樹『劇場』
   (「新潮」2017年4月号)
   (図書館蔵書)


新潮 2017年 04月号

新潮 2017年 04月号


ランクイン11点中、
6点が小説という年になりました。
僕の極私的ベストではとても珍しいことです。
同じく5点は公立図書館の蔵書を借りました。
都内5区で登録しています。
たぶん年間200〜250冊はお借りしていると思います。
スタッフのみなさん、多謝!


2018年も日々の息抜きに
「デジタルノート」に寄り道していただけると
大変うれしいです。
(亭主敬白)



(大王(左)、胡留(右)。二人と二匹、無事に年越しできました)
(文中敬称略)