最終面接、休憩弁当

yukionakayama2007-07-07

昨日は一日、新卒の方たち16名との
最終面接でした。みなさん、真剣です。
就職は人生の転機です。
僕はこうした場面で20代前半のみなさんと
お話するのが好きです。
いくつか質問させていただき、
面接の「傾向と対策」でガチガチに緊張した方から、
本当に感じたり考えたりしていることが
思いがけずこぼれだす瞬間、
素顔が見えたと思える一瞬に出会えるのが一番の喜びです。
真剣になりすぎて身にまとってしまった鎧が
ほんの一瞬にせよ、脱げるんでしょうね。
会社の財務に余裕があれば、みなさん全員を採用して
一緒に仕事をしてみたい、
とついつい情にほだされそうになるのはこんな瞬間です。
みなさん真剣な分、こちらもエネルギーを消耗します。
なんとか宝の原石を見抜きたいと必死になるからでしょう。
写真は昼休みに総務がとってくれたお弁当。エネルギーの補給です。
僕はここのお弁当が結構気に入っています。
焼いたししゃも、たこの煮たの、煮豆に卵焼き、蟹の爪。
おかずに一仕事してあって、楽しめます。
この弁当を考案した人はきっと飲ん兵衛に違いありません。
昼でなかったら、おかずで一杯やりたくなるメニューです。
50代60代のシニア面接官たちにはヘルシーなのもうれしい。
いつも会議弁当のメニューで知恵を絞ってくれている
アシスタントのaさんのデスクにメモを置き、
「弁当ローテーション」に加えてもらうことにしました。
僕は現在、週に二三日ランチョンミーティングがあるので、
メニュー選びは、aさんにとってなかなか大変な仕事です。
弁当の話はともかく、最終面接に来ていただいた16名のみなさん、
ご苦労さまでした。結果を気にしながらも、
今頃は家でホッと一息ついていることでしょう。
それとも、次の面接の準備かな?
きょう就職活動ブログをのぞいたら、お会いした16人のうち
三分の一くらいの人が昨日の面接について
書き込みをしていました。時代ですね。