松茸集合で秋を知った頃

土曜日の晩は吉例のモルトクラブ。
本日の献立(予定)は、
 さよりの刺身
 小鯛の酢じめ
 畑のジャガイモの肉じゃが
 インゲンとベーコンの炒め煮
 鯛と松茸(韓国・カナダ産)の小鍋仕立て
 茨城新米の松茸ご飯
 小ナスの漬け物
松茸は韓国産、カナダ産、中国産を購入したが
当然のように松茸スプレーを使っている。
スプレーを使うと離れた場所からでも
松茸の香りがふんぷんとするのでかえってバレやすい。
以前は丹波に山を持つ友人と同居人が
松茸を採取したら必ず買う約束にしていた。
人が松茸を自由にできるのではない。
松茸が人を動かすのだ。
だから仕事をしていても「松茸集合」がかかると
持ち込みで料理してくれる初台のレストランZに集まる。
焼いたり、おひたしにしたり、松茸ご飯にしたりして
香りが消えないうちに胃袋におさめることにしていた。
Zのマスターが作ってくれる松茸のオムレツが絶品で
やはり丹波の品物は違うとみんなでうなったものだった。
山から知らせが届かなくなって10年近くなる。
山の生態系が変わったのか、キノコの菌の気まぐれか。
で、やむなく韓国産、カナダ産、中国産で
松茸の秋をしのぶことになる。