我が家まで25時間30分

ミュンヘンのホテルから我が家まで
ドア・トゥ・ドアで25時間30分、
地球の裏側まで行ってしまうのでないかと
危ぶまれるくらい時間をかけて帰ってきました。
エアチャイナが遅れるのは日常茶飯であると
ミュンヘンのチェックインカウンターの
ドイツ人係員が言いづらそうに言っていました。
もっとも僕らが乗ったエアチャイナ以外もすべて
1時間から2時間の遅延になったので
ミュンヘン空港では他にもトラブルがあったに違いありません。
遅延の代償としてもらった計40ユーロの金券を使って
同僚と二人でヴァイスビールを楽しむことに
気持ちを切り替えました。
相棒は僕以上にビール好きなのです。
旅は道連れとはよく言ったものですね。
エアチャイナは北京のトランジットでも
当然の如く遅れて出発しました。
北京オリンピックも間近なのに
こういうオペレーションで大丈夫なのか、
同じアジア人としては心配になります。
広大な北京空港のターミナルいっぱいに
世界中の観光客が行列して文句を言っている風景を
つい想像してしまいました。
ともあれ、丸一日以上かけて
ようやく帰り着きました。
今夜は180度フラットの
ジャパニーズ・フトンで眠れます。
たとえファーストクラスに乗っても
この喜びにはかなわないでしょうね。
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北京空港は広いので歩いても歩いても
目当てのゲートになかなか到着しません。
いいかげん歩いた頃に
「一番遠いゲートまで歩いて5分」の看板が出ていました(写真)。
出発まぎわに滑り込む乗客はさぞやあわてることでしょうね。
もし北京空港でE01のゲートを使うことになったら
搭乗時間にプラス15分の余裕をみておくのが安全です。
ただし、余裕をもってゲートに行っても
時間通りに出発してくれるとは限りません。