ストーリーテリングとパリ風マカロン

僕が仕事をしている部署では
ときおりベテランがボランティアで私塾を開催する。
この日はTさんが塾長となって10名の塾生を募り
ストーリーテリング」の講座を
3時間に渡って実施してくれた。



主に映画を題材に起承転結、序破急など
ストーリーテリングの技術を具体的に噛み砕く講義で
事務局長を務めている僕もおおいに勉強になった。
教材としてT塾長が使った映画の続きを
ぜひこの三連休に観たいものだとそちらの興味も引かれた。



  (写真上: 講義するT塾長)


T塾長は普段プロモーション領域をベースに仕事をしている。
大学時代に学んだ映画や脚本の下地に加え、
専門学校に映像編集技術を学びに行ったり
デジタル領域技術もよく勉強している。


きょうの講義でも
ブルーレイプレイヤーを標準搭載したPS3をフル活用していた。
僕たちが本部ビジョンに掲げている
「水平ソリューション」をリードするひとりである。


教えることは、学ぶことである。
教えながら、学びながら、仕事をする
プロフェッショナルたちの時代がようやくやってきた。



Tさんの塾では
夫人のKさん手製のおやつをふるまってくれる
もう一つの楽しみがある。
この日はアーモンド生地を使って夫人が焼いた
パリ風マカロンだった。
ふうわりと軽く、品のよい甘みが口に残った。