街がカタチを変えていく


ウォーキングしたり
自転車で走りながら観察していると、
街が少しずつ少しずつカタチを変えていることに気づく。



我が家のコトラン、黒兵衛の缶詰を買っている
ペットフードの店は支店を閉め、
本店をリニューアルして再スタート。
ちょっと離れているので不便にはなるが、
なんだったらインターネット販売もやっている。



自転車で15分ほど走った街には
米屋と提携して米と味噌を売る店がオープンした。
下町の甘味屋とも提携して週末は甘納豆を売りにくる。
近所の酒屋、宮崎屋球三郎商店とも協力関係にあり、
小さい店ながらもアライアンス戦略を採用している。



これまでの店がなくなったり、
新たに店が開いたり、
そうこうして二三年もすれば、
街のカタチや表情が大きく変わっていく。
もちろんその裏には
悲喜こもごも人間たちの物語がある。


長年のファンを持つ飲食店、銭湯なども
それぞれの創意工夫を重ねて勝負している。
ちょっと気を抜けば、お得意さんは離れていってしまう。



街は生きている。
その息づかいを日々体感することは
本を読んだり、講義を聴くのとはまた違う発見がある。
感じることと考えること。
それは生きるための二本柱で
どちらも欠かせず、どちらも大切なことだと僕は思うのだ。