仕事帰りに、iPod寄席


サライ責任編集で
CDつきマガジン『落語 昭和の名人決定版』の刊行が始まった。
代表的な落語家の噺を系統立てて聴いてみたいなぁ、
と思っていたので、
このシリーズの創刊は僕にとって絶妙のタイミングだった。



古今亭志ん朝に始まり、古今亭志ん生柳家小さん
三遊亭圓生古今亭志ん朝(弐)と既に5巻。
隔週火曜日発売で、全26巻。
創刊号は特別価格490円。以降、1,190円。
それぞれ60分以上収録した厳選音源のCDが付いてくる。
今年いっぱいかけて全巻を出していく。



通勤で往きはドイツ語の勉強、
帰りにはこのところiPodに録音した名人たちの落語を聴いている。
ときどきうっかり吹き出してしまうので
他の乗客に怪しまれないよう注意しなくてはいけない。



情だけではきっと生きてはいけないんだろうけど、
名人たちの落語に耳を傾けるひと時は、
凝り固まった頭と心を情の力でゆっくり揉みほぐしてくれる。
いずれ時間をつくって、ぶらり、寄席にも行くとしよう。