2010年からの秘湯会農園


区民農園の次の抽選がそろそろ始まるが、
秘湯会は前回待機分が今回繰り上がり、
どうやら一区画(5坪)を確保することができそうだ。
実現すれば、2010年から2012年まで畑を使うことができる。



  (みなさんが週末、ゴルフ場のグリーンで遊ぶとき
   小生は畑のグリーンで鍬を持ち、耕している)


問題は2012年以降だ。
今度の抽選で副会長が待機分上位に入り、
二年後に繰り上げになれば
2012年から2014年までの使用権が確定する。


しかし、まぁ、そうすべてがうまく転がる保証はどこにもない。
一区画も使えなくなる可能性ももちろんある。
かと言って一度に二区画当たっても、畑のお世話が行き届かない。
自然相手に欲張っても仕方ないのだ。



  (この一瞬、光を透かした葉が、
   ゴーギャンの画の色のようだった)


リタイアしたみなさんが土に触れ、作物を作りたいと
年々区民農園の使用希望者が増えている。
自然環境が日々侵される中で
人間の本能がどこかうずくのかもしれない。
その分、待機組が増え、畑の区画は限られているから
なかなか思うに任せない。


秘湯会は運良くこれまで8年、
家から歩いて30秒の農園を使わせてもらってきた。
これだけでも区民税を支払う価値があると僕は思っている。



しかし、2014年と言えば、
僕がいまの会社にこのまま勤めていたとして
最初の定年がやってくる年だ(年齢がバレるね)。
リタイア組の話は徐々に他人事ではなくなってきている。




きょうは副会長が仕入れてきた
ブロッコリーの苗を三鉢移植した(写真上)。
先週蒔いた大根はもう芽を出し始めた(写真下)。


6時になると日が落ちる。夕暮れが早くなってきた。
初秋から、まさに秋そのものになってくる。