炭火焼き肉に呼ばれた日


ああ、きょうの昼は肉を食べたいなぁと思って、
先日見つけておいた炭火焼き肉の店「桑の木」に行く。
傘を差して歩道橋を渡っていく。
普段は足を運ばない細道に店はある。



カウンターに炭火が熾きている。
カルビ(かぼちゃ一切れ付き)、ごはん、ナムル、ミニサラダ、
スープ、ウーロン茶のランチが1,050円。
なかなか流行っている店だ。



そう言えば、20代30代の頃は
いまよりも焼き肉やステーキを食べていたなぁと思い出す。
疲れたときにはなんだか力がつく気がするのだ。


「桑の木」は店内が清潔で、
店員のサービスもしっかりしていて、
勘定以上に満足感ある一食を出してくれた。
やっぱりひいきの客がついている店は共通した特徴を持っている。



せっかく初めての店で昼食をとったから、
帰りがけにそばにある茶処「さんぼんぎ」に初めて寄ってみた。
昼時を外したせいか客は僕ひとりで、
店内にはクラシック音楽が流れ、
マダムがコクのあるうまい珈琲を飲ませてくれた。