3D映像について学び、考えた


今週は3D映像について学ぶ週だった。
話題のティム・バートン監督『アリス・イン・ワンダーランド』、
雨宮慶太脚本・監督『牙狼GARO> Red Requiem』の2本を観た。



  (アリス・イン・ワンダーランド・オフィシャルサイトより引用)


アメリカと日本の技術の差。
3Dに向く映像と向かない映像の違い。
1時間半から2時間くらい3D映像を観たときの脳や神経の疲労感。
そうしたことを体験で確かめることができたのが一番の収穫だった。



  (テレビ東京牙狼GARO>』サイトより引用)


牙狼』は実際に3D映像をスーパーバイズしたステレオグラファー、
西岡章さん(オムニバス・ジャパン)の解説付きで観たので、
技術面の3D理解が深まった。
ステレオグラファーは新しい職種であり、
今後需要が増え、注目されるだろう。
実際、3D撮影・編集・合成などできるスタッフ育成を
国をあげて急いでいるらしい。講座や教科書の整備が始まった。



僕自身は3D映像について一通りは学び、体験しておきたいと思い、
肯定的には受けとめている。
一方で、John MaedaがTwitterでツイートした名言が忘れられない。
「お気に入り」に残してある言葉だ。



  High-tech, 3D movie formats add depth to everything
  but the story.


 (最新テクノロジーや3D映画の方式はすべてのものに奥行きを与える。
  物語に奥行きを与えることを除いては)


シンプリシティの法則

シンプリシティの法則


wikipedia:en:John Maeda