海と畑の贈りもの


昨日は釣り部所属の副会長(釣り部では平会員)、A氏が
釣果を携えて我が家にやってきた。
三浦半島の沖釣りでアジ、サバ、メバルカサゴが釣れたのだ。



アジはショウガを混ぜてなめろうを作り、
数匹は開いて風干し。
2時間も干せば身から適当に水分が抜け、塩が回る。
サバはすり鉢でつぶしてバターと混ぜる。
バゲットにのせたらさぞやうまいだろうというペーストができあがる。
メバルカサゴは煮魚だ。
上品な味わいが好評だ。



畑の男爵はオーブンで焼いて、酒のつまみにする。
身がしっかりしているのは土もよかったのではないか。



仕上げはひつまぶし。
今年はウナギの稚魚が捕れず、日本の養殖がままならない。
ウナギ好きの僕としては、高値安定が心配である。
A氏が煎茶をかけてひつまぶし茶漬けにしているのが
なんともうまそうで、さっそく真似してみる。



参議院選挙はNHKの選挙速報サイトをiPadで見ていた。
自動更新にしてあるから、
当確が出ればそのつど与野党議席配分が分かるのだ。
おかげで今回はなんとも静かに、淡々と選挙結果を知ることができた。


日本国民は民主にせよ、自民にせよ、一党の独走を好まない。
衆参はねじれでなく、振り子のようにバランスを計算しながら
時の針を進めたい表れと僕は見た。



   (液晶を破損して入院中だったCyber-shot
    無事退院してきました。テスト撮影も成功)


あと10年くらいは連立や法案ごとの各党協力など
派手な立ち回りではなく、辛抱強い議論や交渉で
ものごとが決まることになるのだろう。
与野党の不毛な対立で、決断を停滞させることだけは誰も望まない。
日本の政治にもそろそろ成熟を求めたいのだ。