四谷に寄り道、角打ち「鈴傳」

「暑いですねぇ」が
もはや日々のあいさつ代わりになっている。
この暑さをともに乗り切っていることで、
なんだか連帯感らしきものがみんなの間に生まれていますね。



仕事を終えて、今宵は四谷で途中下車。
一丁目の路地に入って突き当たりが角打ちの老舗「鈴傳」。
いっぺん来たいと思っていた。



鈴傳」は嘉永3年創業、160年の歴史を持つ酒屋。
角打ちは戦後に始めた。
常連客に夏休みを取っている人も多いのか、すんなり入れた。
いや、風格があります。



  (左がじゃこ天。右がマグロカツ。
   やわらぎ水には酒蔵仕込み水。一杯100円)


モルツ中瓶の後は、夏子の酒「清泉」(新潟)。
仕上げに角ハイボール2杯。
小皿のおつまみは、竹輪きゅうり、マカロニサラダ、じゃこ天、
マグロカツ、漬け物盛り合わせ。一皿350円(らしい)。



常連でもすばやい人は
ビールを飲んで30分くらいでさっと消えてゆく。
それはそれでかっこいいですね。


「常連がいる隅の静けさ」(土屋耕一


CIRCUS (サーカス) 2010年6月号増刊 TOKYO 大衆酒場 2010年 06月号 [雑誌]

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 (p12-13で「鈴傳」を紹介。
  営業時間が19:00-20:00となっているのは間違いで
  正しくは17:00-21:00です)