斉藤兆史「読む聴くわかる!英文学の名作名場面」

10月から始まった2010年度後期のNHK語学講座。
不況を反映してか再放送が増え、新作は減りました。
番組制作費もコスト削減なんですね。
新作では斉藤兆史講師「3ヶ月トピック英会話 
読む聴くわかる!英文学の名作名場面」(テレビ)が面白い。
と言っても僕はテレビ放送でなく、
テキストブック、CDで勉強しています。



英文学の名作ってタイトルと作者は知っていても
案外ちゃんと読んでいないもんだなぁと実感しました。
エミリー・ブロンテ嵐が丘』。
ルイス・キャロル不思議の国のアリス』。
チャールズ・ディケンズ『オリヴァー・トゥィスト』。
ジェイン・オースティン高慢と偏見』。


日の名残り (ハヤカワepi文庫)

日の名残り (ハヤカワepi文庫)

The Remains of the Day (Vintage International)

The Remains of the Day (Vintage International)


E.M.フォースター『インドへの道』。
カズオ・イシグロ日の名残り』。
ウィリアム・シェイクスピアロミオとジュリエット』。
シャーロット・ブロンテジェイン・エア』。
         (以上、10月・11月の放送順)


日の名残り』は映画が印象的で
その後、原作を読みました。



斉藤講師は場面の取り上げ方、
英語表現の解説・応用が実に的確です。
名作の予告編を読んでいる気持ちになって、
原作でも翻訳でも通して読んでみたいと思わせる力があります。
若い頃、なかなか手に取ることがなかった名作を
社会に出て経験を積んでから
こうして原文で読んでみるのもいいものだなぁ、と思いますね。



そうか、ふと気づけば、読書の秋。