江戸時代のファストフード


寿司のはじまりを考えれば、
たまには立ち食いの寿司もよろしかろう。
軽めの昼食にしようと思ったから、
前から目を付けていた「鮨処みやこ新橋店」に初めて行ってみる。
新橋店とあるが、支店があるかどうかは調べたが分からない。
入り口看板には「お好み注文寿司」と書いてある。



カウンターの立ち食い。
三人の職人さんが次々と握ってくれる。
ほとんどのネタが1貫75円。
一番高くても中トロで200円。
ランチは8貫のにぎり寿司に鉄火の手巻きが一本付いて、600円。
150円の手巻きの分がサービスになっている勘定だ。
味噌汁を追加したければ、プラス100円。


まわりを見るとランチを頼んでいる客が多い。
客は中年男性が大半だけれど、外国人もカップルも来ている。
僕もまずは600円のランチを頼んで、
追加でマグロの漬けとかんぴょう巻を食べて、合計900円。



店の雰囲気、寿司の味、働いている人たちの様子。
僕は頑張っているなと感心しました。
回転寿司はどうも行く気がしないけれど、
この店は寿司が江戸時代のファストフードだったことを
思い出させてくれる。
だって、10分でランチ終了ですもん!
マクドナルドより速いよ。
新橋で飲んだ後の〆にも使えるかも、ですね。