Christopher Nolan "Inception" (2010)


昨年見逃していた映画作品、
Christopher Nolan "Inception"をDVDで観る。
脚本・監督・プロデュースとひとり三役を務めながら、
どうしてこんな素晴らしい作品を創れるのか、才能に嫉妬する。
Nolan監督はまだ40歳である。


インセプション [DVD]

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同僚Tさんの講義「ストーリーテリング」で
Nolan監督の素晴らしさに目覚め、以来ファンである。
ハリウッドの資本を使い、大スターを起用しながら、
大味に仕上がっていないのが独特だ。戦略的である。
「夢」に着目した脚本にまずは惹き付けられる。
見事なまでの入れ子細工だ。
エディット・ピアフの音楽の使い方も上等だ。
もういっぺん借りてきて、今度は作り手の眼で観てみよう。



同じく「夢」をテーマに取り上げた
十数年前のギネスのCMを僕は思い出した。
タイトルは "Dreamer" 。
監督はTony Kaye。
ふたひねり半ほどひねるイギリスの知性に僕は惹かれるのだ。
Nolan監督もロンドン生まれである。


wikipedia:en:Christopher Nolan
wikipedia:en:Tony Kaye (director)


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