食べ物の価格と人の意識について


先日開店した上島珈琲店のその後。
朝昼の時間帯はそれなりに行列ができ健闘しています。
僕もあれこれ試している段階です。
ランチにBLT&エッグサンド、コールスローサラダ、
黒糖ミルク珈琲Sのランチセットをテイクアウトで注文。
840円のところ、開店記念のクーポン50円を使って、790円。



サンドイッチがうまいのは本当にうれしいですね。
安いけど、おいしいとは言えないサンドイッチが世の中には多すぎます。
上島は接客もしっかりしている。
ちょっと慣れない店員は「研修中」のバッジを付けている。
人を育てようとする意志を感じる。



やっぱり値段が微妙ですね。
安値に慣れた身にはどうしても抵抗ある価格。
でも、質の高いものを、きちんとしたサービスで受けたいなら、
対価を惜しんじゃいけないんでしょうね。
僕が通う新宿東口のビア&カフェBERGだって
決して安いだけの店ではないですものね。



帰り道、夜食に近所のスーパーで買った鮭弁当は、398円。
よりどり2ヶ790円とあったけど、まさかひとりでふたつは食べられない。
インスタント味噌汁をつけても
ご夫婦おふたりで1,000円以下の食事という訳か。
この値段でよくも利益が出せるものです。
舞台裏のどこかで泣かされている人たちがきっといるんだろうな。


食品の質と量、サービス、価格は
世の動きと人の意識の変化を探るには格好の材料ですね。