宮崎山脈をさらに奥地へ


宮崎市定先生の『アジア史概説』『中国史(上・下)』が
あまりにも面白かったので
さらに宮崎山脈を奥深く渉猟してみたくなった。
先生の師である桑原隲蔵(じつぞう)先生、内藤湖南先生、矢野仁一先生、
先生の同僚であった安部健夫先生の連山も宮崎山脈から見渡す。
中国からアジアに広がる5,000年の景色だ。



アマゾン・マーケット・プレイスを探せば
日本中の古書店が味方になる。
あちらこちらの書庫で眠っていた名著の数々が
僕のこづかいでも手の届く範囲で見つかる。
本は安い。読めば安い。
碩学たちが時間と精力をかけた結晶が
この値段でいいのか、と思ってしまう。



さてさて、日本が世界に誇る教授たちの
個人授業の始まり、始まり。
まぁ、全部は読み切れまいが、
アジア歴史山脈を探索しに出かけるとしますか。