よう怪泣かせの超辛口「こなき純米」


外に出ると気持ちがきりりと引き締まる秋です。
僕は11月が好きだなぁ。
同居人の発案で鍋宴会を開くことにしました。
さっそく我が家ご用達、
清水の魚屋「魚とし」さんに発注です。



刺身は平貝、しめ鯖。
ヤリイカを大根、里芋、こんにゃくと煮て、
本日のメイン料理はこち鍋。
豆腐と水菜を入れます。
魚としさんがハエタロウに
なまり節をプレゼントしてくれました。
普段買ってくるなまり節とは食いっぷりが違います。



常連副会長の他に
今宵はMさん、Jさんがやってきました。
うまい燗酒が呑みたくて
僕は近所のN酒屋にママチャリで出かけます。
千代むすび酒造「こなき純米超辛口」(鳥取)を用意しました。
我が家初お目見えの銘柄です。



N酒屋のご主人は日本酒の目利きで
自分が納得した酒を蔵元と直接交渉して仕入れてきます。
日本酒の品質管理のために
店の蛍光灯使用も控える本格さです。
ご主人がそれぞれの酒に書いた小カードの言葉を読みながら
味わいを想像して選びます。
この時間が愉しい。
お手頃な価格帯の酒をずらり並べているのがN酒店の特徴です。


日本酒だけでも5人で二升空きました。
雑談、漫談、映画芝居談義が夜更けまで続きます。
副会長は「よう怪泣かせの超辛口」が効いたのか
早上がりとなりました。