なぜ鎌倉でアイデアが浮かぶか


12月の研修合宿も三日目、最終日。
不思議なもので鎌倉に籠っていると
自分の仕事について次々アイデアが浮かぶ。
人の話を聴いたり
リラックスして雑談する機会が増えるからなのか。
東京に戻ったらさっそく実行するべく、
何人かの塾生たちに声をかけ協力を要請しておく。



東京と鎌倉の、日常と非日常の、
この距離感が思考を変えるのにいいのだと僕は思う。
日々の繰り返しで少し行き詰まったと感じたときは
場所を変えてみるといい。
人間は肉体に支配されているから
案外違う考えが浮かんでくるものだ。



浮かんだアイデアを温めながら
プロトタイプ(原案、草稿、試作品)を作ってみる。
致命傷にはならない失敗を
この段階でいくつかしてみることが大切だ。
それがプロトタイプの意味である。
手と足を動かすとアイデアが動き出す。
頭と口だけに頼っていてはいけない。