大人の特権


NHKラジオ英語講座に復帰して13年目になる。
そもそも中学校に入学した4月1日、
「ラジオ基礎英語」を聴き始めたのが46年前(年齢がバレるね)。
英語、中国語が使えた父の助言がきっかけだった。
ドイツ語講座も並行してもうじき8年。
英語より進歩はゆっくりだが前進はしている。



来年度開講の速報ガイドが発行されている。
書店で無料でくれる。
僕は毎年このガイドを読むのが楽しみだ。
各講座を担当する先生たちのシラバスを読み、
さて来年度はどの講座を取ろうか迷うのが楽しい。



英語では「実践ビジネス英語」の杉田敏先生、
「入門ビジネス英語」の関谷英里子先生、
「攻略!英語リスニング」の柴原智幸先生は来年度も継続決定。
リスナーたちの評価が高い証拠だ。
新機軸では沼野充義先生の「英語で読む村上春樹」が気になる。
ドイツ語は入門編が柿沼義孝先生の新作、
「月の光ソナターヒカリとあきら」。
応用編は相澤啓一、ラインハルト・ツェルナー両先生の名作、
「ドイツ語が見てきたNIPPON」の再放送。



この二年間、初年度オブザーバー、二年目ディレクターとして
僕が担当してきた研修が3月で終了する。
鎌倉に通った毎月一回、週末二泊三日の時間が浮く勘定だ。
中国語、アラビア語を始めてみたい野望があるが
叶えられるかどうか。
大人には誰にも強制されずに勉強する特権があるのだ。