どうやらお腹が風邪を引いている


普段なら丸一日お酒を休んで絶食すれば
快方に向かっていたのに腹具合がおかしいままだ。
インターネットで調べてみると、
そうか、ウィルス性胃腸炎を「お腹の風邪」と言うのか。
名前が付いたからすぐによくなる訳でもないが、
なんだか腑に落ちた。
心の風邪」は知っていたが、
「お腹の風邪」は知らなかった。



ジャカルタから香港に向かう機内で
ひとつ空席をはさんだ窓際席の男性がやたら風邪気味だったのだ。
たぶん、あのときウィルスをもらったんだろうな。
香港から羽田に向かう途中の悪天候で気分が悪くなったが、
嘔吐感は地上に戻っても続いていた。
疲労も重なって免疫力が落ちていたろうから、
今回は防衛しきれなかった。



腹を下すのは胃腸内のウィルスを
体外に出そうとしている行為なのだ。
やたら下痢止めの薬を飲むのは逆効果であると
ネットの経験者たちが教えてくれた。
ポカリスエットも買ってきた。



そんな訳で連休中も酒を休み、
粛々と三つの宿題に取りかかっている。
受験生のような私ではある。