東へ西へ、釜山一日


きょうは審査はお休み。
フェスティバルが始まるのは翌日だ。
主催者がオプションとして釜山一日ツアーを企画してくれた。
東京から持ち込んだ仕事はあるものの、
終日ホテルの部屋に籠もって取り組むのも気が滅入る。
グループツアーで行動するのは僕は得意ではないが
審査員仲間と一緒に参加してみる。




午前中は東に向かい、
韓国で唯一海に面した寺、海東龍宮寺を参拝。
韓国伝統食の小皿ランチ、緑茶をいただく。
午後は西に向かって広安大橋を渡り釜山駅を横目に通り過ぎ、
チャガルチ市場(魚市場)、国際市場で時間を過ごす。
チャガルチは築地の活き締めとは対照的に
水を張ったカゴで魚を活かしたまま売るのが主流だ。





一階で好みの魚貝を選んで二階の食堂に持っていけば
その場で刺身などに調理して食べさせてくれる。
友人や同居人ともし釜山に再び来る機会があったら
ここでビールでも飲みながらダラダラ数時間過ごしてみたい。



国際市場がある界隈は釜山国際映画祭発祥の地である。
今年も9月に開かれる。
自分の足で歩き、自分の目で眺め、
自分の舌で味わい、自分の胃腸で消化吸収すれば
街はグッと近づいてくる。